剣岳 (2999m) |
【 地 域 】北アルプス 【 天 候 】1日目/晴れ 2日目/晴れ 【 季 節 】晩夏 【 山行 形式 】小屋泊 【 入 浴 】なし |
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【 水補給ポイント 】
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【 食料補給ポイント 】
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【 休憩ポイント 】
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【 個人メモ 】
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13年前の『剣岳』山頂へは天候悪により断念したが、『室堂』への景色や剣岳の写真が撮れたので、 「剣岳山頂に未練はあるが、剱岳はこれにて完了」 とホームページには載せたけれど、やはり気持ちの中では、 「もう1回行って登りたい」 が残っていた。 昨年から夏休みの日にちを決めず、 「天気の良い週に臨時休業をして休む」 と晴れ確定夏休みとしたら、 「もう一回、剣岳登山へチャレンジ」 と言う思いがフツフツとわいてきた。 往復の交通費を考えると、行って雨に降られて 「また次に来よう」 とは難しかったが、晴れるとわかって行けば青空の下、剣岳山頂を踏めるのは確実。 いくら天気予報が晴れでも山の天気だから100%確実ではないが・・・ 今年の夏休み登山は『剣岳』と決めていた。 『新宿〜扇沢』往復バスの予約を悪天候により2回、キャンセル料を払ってでも中止して、やっと9月の第1週、晴れが続く3日間が来た! 9月の第1週月曜日は連休ではないが、第2週は月曜日に所用があり、3週の月曜日は祝日になるので、行くならこの週だ。 週間天気予報お約束『日にちが近づくにつれ予報が変わっていく』で、3日目の水曜日に雨マークが出てしまった。 「3回目のキャンセルか?」と悩んだが、最終判断である日曜日の天気予報では、1・2日目が晴れ予報、剣岳アタックは2日目だから、『剣岳』山頂へは行ける。 ![]() 『新宿駅西口26番乗場』から発車する『扇沢』行き夜行バスは満員。 まだまだ9月の北アルプスは登山者が多いなぁ。 4列シートの席なのであまり眠れず、5時30分『扇沢』到着。 「天気はよし」 『扇沢』から交通機関始発は7時30分、トロリーバス・トロッコ列車・ロープウェイ・トロリーバスと順調に乗り継いで『室堂』到着。
![]() 「あれ?始発で来たのにずいぶん観光客や登山者がいるなぁ?」 と思ったら『室堂』に宿泊した人達? まずは『室堂』の景色を写真に撮り、1日目の予定『立山』経由での『剱山荘』の準備を終え、登山ナビをセットしようとスマートホンを見ると、家と姉からの着信記録がある。 「なんだ?」 電話をしてみると母親の兄の奥さんが亡くなり、水曜日が『お通夜』で木曜日が『告別式』とのこと。 母親は姉と2人で行くから夏休みを楽しんで良いとは言ってくれたが、父親亡き後の長男としてはそういうわけにはいかない気も・・・ 水曜日が雨予報と言うこともあって、計画の段階で1泊2日の『剣岳』登山も考えてはあり、『立山黒部アルペンルート』の最終便に乗れれば、バスと特急を乗り継いで帰京できることは調べてある。 水曜日の朝早くに小屋を出て帰路についても、お通夜に間に合うか微妙だ。 1日目の行動予定だった『立山』経由は変更して『剣山荘』へ直行して体力温存し、2日目は『剣岳』を往復、後は小屋に宿泊せずに『立山黒部アルペンルート』の最終便を目指すことに変更する。 汗を流す予定である『みくりが池温泉』を通り過ぎ、地獄谷から風で流れてくる硫黄の臭いがする『エンマ台』を通過、そして色とりどりのテントが張ってある『雷鳥平』のキャンプ場に到着。
『剱御前小舎』がある『別当乗越』まで約2時間の登りに備え、エネルギー補給と水分補給をしながらここまで降りてきた道を見上げ、 「帰りはあれを上がらないと帰れないんだよなぁ〜」 ![]() 登りに苦しみながら高度を上げていくと、『雷鳥平』しか見えなかった景色に『地獄谷』の展望がつながり、さらにその上に広がる『室堂ターミナル』周辺の展望も望め、箱庭のように広がる『室堂』全体のミニチュア模型を見ているみたいだ。 この日一番の苦労所を終え、稜線に建つ『剣御前小舎』がある『別当乗越』からは 「剣岳だぁ〜〜」 どっしりとたたずむ『剣岳』、『剱澤小屋』とテント場、そして本日宿泊予定の『剣山荘』が一気に見える。
13年前もこの景色に感動したけれど、やはり今回も感動。 「あれ?たしかテント場のすぐ横に『剱澤小屋』があったと思ったけど?」 13年前はテント泊だったので、あのテント場にテントを張り、すぐそばにあった『剱澤小屋』で缶ビールを買って、石垣に座って飲んだんだけど? ![]() 新築して移動したんだろうか? 前回は気付かなかったんだろうか?、『剣山荘』へ直接向かう登山道がある。 『剱澤小屋』経由の登山道よりも20分早い1時間で行けるとのこと。 「どっちへ行こう?」 時間はかかるが、やはり前回の記憶を楽しみながら『剱澤小屋』へ向かう登山道を下って行こう。 この時間ならまだ『立山黒部アルペンルート』の最終便まで間に合うのだろう、多くの登山者とすれ違う。 ちょこっと会話をしたら 「『剣山荘』に泊まったけど部屋には人がびっしり、いびきがうるさくて全然眠れなかったよ」 だって。 「えぇ〜、9月になっても登山者はいっぱい来てんだ。」 「どうしよう?」 きっと同じように『剣岳』へ登るのに少しでも近い小屋と考えて『剣山荘』を選ぶのだから、ちょっと離れている『剱澤小屋』の方が登山者は少ないかも。 「混雑している小屋は嫌だなぁ〜」 もう一人捕まえて聞いてみると 「そうでもなかったよ」 どっちだ? 13年前を思い出しながらテント場を通り過ぎ、『剱澤小屋』に到着。
やはり新築したんだな、まだまだ綺麗な小屋でこっちに泊まってもいいかも。 確か晩御飯は『剱澤小屋』の方が豪華?だったような。 どうしようか悩みながら『剱澤小屋』の対面に建つ『剣山荘』が見ていると、到着した登山者たちだろう、外のテラスにいるのが見えるが、それほど登山者は多くないような? ![]() 「やっぱり20分でも近い方がいいよな」 と言うことで予定通り『剣山荘』泊に決めた。 あれ?『剣山荘』も新築したのかな? 玄関の場所が違うし、外には『そのまま飲めます』と書いてあった水場があったと思ったけれど? 1泊1食のお弁当付きで受付をして『剣部屋207番』、上段の左から3番目だ。 今のところ1人置きにで指定されているみたいで左右にはまだ人がいないようだ。 「このままだったらいいなぁ〜」 早めの小屋到着だったので、荷物の整理をしても夕食までにはまだまだ時間があり、外のテラスで持参したカップラーメンをつまみに天気良と小屋到着に乾杯。 ![]() 『剱岳』から降りてきた人や、『室堂』から到着した登山者が続々と小屋の受付を済ましている。 「やばっ、混みそう」 やっぱり山ではなんでも早くに着くに限るな。 ザックは寝室部屋には持ち込めないので廊下にある棚に置くのだが、棚も限られているので棚に置けない人は、廊下の壁際に重なり合って置いていてなにかと不便そう。 ![]() この小屋はシャワーを浴びられるのだけれど、自分が到着したときは利用者が少なくて好きな時間に使えたが(自分は利用してないけど)、登山者が続々到着し始めた16時過ぎになると、シャワーは空いてる時間がないほど。 さすがに9月、夕方になると外が寒くなってきたので小屋の中に入り、シャワー室前の椅子がネットのつながりが良いのを知り、そこに長時間居座っていたので、シャワー室の様子が良く見えていた。
17時が夕食時間。 ちょっと出遅れたら長蛇の列、ある程度の列がさばかれてから並んだら、2回目の夕食時間に回されてしまった。 あと40分、部屋で待っていたらいつの間にか寝てしまい、 ![]() 「夕食ですよ」 と起こされる声が? 小屋のスタッフだ。 よく俺が来てないとわかったなぁ。 夕食をつまみに缶ビールで乾杯。 食べ終わった人を見つけては小屋のスタッフの人がどんどん食器を下げていくので慌てさせられるが、のんびりと食事をしている人もまだまだいるので、周りの様子を見ながら調整してゆったりと夕食を味わう。 夕食が終わり開放された食堂で、芋焼酎のお湯割りをチビチビ呑みながら消灯時間まで過ごす。 部屋は36人部屋で満員。 なんとか1人1つの布団は確保できたが、36人も1つの部屋にいると9月の夜と言えども暑い。 それにイビキをかく人が多く、あちらこちらからイビキが聞こえ、いびきの大合唱。 ![]() 今回は運が悪く、左隣と1つ空いた右隣の人のイビキが特にうるさく、酔っ払った勢いでの睡眠から目覚めてしまった1時からは、イビキがうるさすぎでまったく眠れず。 36人もの人が一緒の部屋ってのはどうなんだ? 3時頃になりはじめると起き始めるがいて、けっこう赤色の光で準備している人が多い。 確かに白色よりは眩しくないので周りの人が眩しくなさそう。 昨今の小屋泊りでは赤色のライトで夜は行動するのがマナーなのかな? 起床予定の4時、起きて『剣岳』登山の準備を始める。 部屋を出て廊下に出れば、大勢の登山者が準備を始めていてけっこう騒がしい。 なんだ、もっと早く起きて準備しても良かったんだな。 ![]() 自分と同じ考えで、小屋の朝食時間5時では遅いと思っている人はお弁当を頼んでいたようで、食堂では朝食代わりのお弁当を食べている人がけっこうたくさんいる。 4時30分ころになれば小屋に灯りが付き、いっそうと小屋が活気出す。 まだまだ外は暗いが続々と『剣岳』へ向けて出発する登山者。 今日、『剣岳』を登って『室堂』まで下ることを考えればできるだけ早くに出発したほうが良いのだが、ヘッドライトの明かりがいらない程度まで明るくなるのを待って出発。 本日も好天に恵まれるのが確信できるような空の下、『剣山荘』や『剱澤小屋』の赤い屋根、テントの花が咲くテント場を眼下に眺めながら『一服剣』を目指す。 「あぁ〜、体が重めぇ〜、やっぱり体重落とさなきゃダメだなぁ」 まぁ、行く山の回数も減り、山登りの体が以前と違っちゃったんだよなぁ。 ![]() 『剣岳』が朝日に照らされはじめ、先に登っている登山者の姿も見え始めてくる。 ヘルメットを被ってない人がいない、と言って良いほど皆ヘルメットを被っている。 持ってきてない人は『剣山荘』でレンタルができるので、『剱澤小屋』に宿泊した人やテント泊者も立ち寄って借りていた。 俺も父親のがなかったら借りてただろうな、買えば1万円近くするし。 けれどこれからの山登りにはヘルメット常用が当たり前になってくるのかな? 『一服剣』までは休み休み登ってきたので、休憩はせずに『前剣』を目指す。
![]() 「鎖場だ」 岩壁に沿うように鎖が張られ、それを頼りに他の登山者が岩壁を横切っている。 遠くから見れば岩壁にへばりついているようで緊張を感じるが、いざ鎖場に取り付いてみると、足場はしっかりしているので鎖はそれほど頼りにしないで通り過ぎれる。 縦や横の鎖場などがひんぱんに登場し、普通?の山登りとはちょっと違い、岩登りが中心の登山となってくる。 展望の良い『一服剣』を超えれば、ついに登場、この『剣岳』登山の2大鎖場のひとつ『カニのたてばい』だ。 ![]() 『剱岳』に来る前は「『カニのたてばい』で滑落したどうしよう」など、いつものように登山前の不安を募らせていたけれど、実際に目の前にすると「楽しそう」とワクワクしてくる。 鉄杭が岩場に刺して足場があり距離も思ったほど長くない。 カラビナとロープで確保しながら登っている登山者はいるが、これくらい俺なら確保なくても行けるよなぁ。 と言うことで、カラビナとロープは持って来てはいたが、装着しないで難なく通過。 危険と言われる所ほどきちんと整備されているのは、やはり一般ルートなんだろう。 登山者で大混雑している『剣岳』山頂に到着。 青空の下、360度の大展望だ。 どんどんと到着する登山者たちは皆、歓喜の声を必ずあげる。 山頂に立つ祠をバックに、『剣岳』と掘られた看板を持って写真を撮るのに大騒ぎだ。 ![]() いつもなら記念写真は撮らずに山頂の写真だけを撮って終わるのだけれど、運よく写真を撮る人がいなくなる時間があり、その時を利用して登頂記念写真をお願いして撮っちゃた。 いやぁ〜、もうこれで『剣岳』登山は本当に完結。 記念写真は撮ったし、青空の下で登れ、360度の大展望は見ることができたし。 そして父親の遺骨を7座目『剣岳』山頂から風に乗せて巻くこともできたし。 やはりなんだかんだでも9月の平日、混雑もそれほどではなく、『剣岳』山頂まではコースタイム通りの時間。 このままコースタイム通りに『剣山荘』に戻れれば、今日中に『扇沢』へも下れそうだ。 もう2度と来ることはないだろうからと、十分山頂からの景色を目に焼き付け、山頂を後にする。
この『剣岳』登山は『登り』と『下山』のコースが所々別れていて、『カニのたてばい』を下ることはないが、『カニのたてばい』よりも恐怖を感じていた『カニのよこばい』が下山コースには登場する。 ![]() 字のごとく鎖を頼りに岩壁を横断していくのだが、先ほどの岩壁の横断と違い、最初の一歩の足の置き場が岩下にあるので見えない。 鎖と岩のとっかかりで三点確保して、岩からぶら下がった形になり、右足で足の置き場を探す。 足の置き場所には親切に赤いペンキで色が付いていて、そのあたりに足を持っていき足で足の置き場を探すのだが、岩にぶら下がり始めると岩壁に向いていて足元が見えないから、少し体を浮かせて足元を見る度胸が必要。 最初の一歩さえ足を置ければ、あとは先ほどと同じように足の置き場がわかるので岩壁を横断。 無事に通過できれば「あぁ〜、楽しかった」 後ろで待っていた人は知らない人だったが、やはり足で足の置き場を探していたので「もうちょっと右です」「もうちょっと下」と教えてあげたら感謝された。 『カニのよこばい』は、先に通過した人が足の置き場を教えてあげれば、それほど難しくはない鎖場だろう。 ![]() 『前剣』や『一服剣』へも下山専用のコースを歩くが『前剣』への登りでは、その前の永遠に続くのかと思われる長い『ガレ場』の下りに疲れと、前を下る登山者へ落石しないようにと神経を使ったせいか、多くの登山者がバテ気味。 もちろん自分もバテバテ・・・ しかし『前剣』へ登り切れば、『一服剣』や『剣山荘』へはほとんど下り。 最後のエネルギー補給をして、一気に『剣山荘』へ下る覚悟で出発。 だんだんと『剣山荘』の赤い屋根が見え始め、けっこうの高度感がある景色にすっかり慣れてしまったのか、高さへの怖さは感じない。 『一服剣』に到着してもまだまだ午前11時前、予定通り午後12時までに『剣山荘』に置いてある荷物を詰め直して、『室堂』へ向けて出発できそうだ。 本当はこんな青空の下、『剣岳』登山をのんびりとたっぷりと堪能して『剱澤小屋』で宿泊、3日目は『立山』を経由して帰宅、と行きたがったが仕方ない。 天気予報通り、明日が雨なら悔いはないのだが・・・
![]() 『剣山荘』から『室堂』まではコースタイムで約4時間、疲れた足を登山靴から少しの間だが解放してあげ、エネルギー補給をして出発。 『別当乗越』までは行きと違うコース、『剱澤小屋』を経由しないで『別当乗越』へ直接向かうコースを選択。 これはコース選択をミスったかなぁ〜。 行きにこちらのコースを下って、帰りは『剱澤小屋』経由コースを登って行くのが、コースタイムやきつさから見て正解かも。 『別当乗越』に着くと、『室堂』方面の空模様が暗くて天気が下り坂みたい。 『剣山荘』からの出発時、一緒の部屋だった人とちょっと話をしたら 「天気予報が変わって明日は晴れるみたいだから、今日は『みくりが池温泉』に宿泊して明日、『立山』に登るんだ」 と言っていたけれど、この空模様、本当に明日は晴れるのかな? 『雷鳥平』へはずっと下りなので、ここで一気に時間を縮めるチャンス。 少しでも時間を縮めて『みくりが池温泉』か、そのまま『扇沢』まで降りてしまって、タクシーで『信濃大町温泉』で汗を流す時間を作りたい。 10分くらい時間を縮められたかな? 『雷鳥平』へ下っているときに決めた、『みくりが池温泉』で時間を気にしてお風呂に入っていくよりも、一気に『扇沢』まで降りてしまい『信濃町温泉』でお風呂に入った方が安心していられる。 『剣岳』登山者への最後の仕打ちかと思われる、『雷鳥平』から『室堂』への階段。 遥か先までのように続く『万里の頂上』のような登りの道と、足の上げ幅を強制させられる階段は、心と体力を削られるようだ。 先を考えず一歩一歩、ストックをうまく使ってなんとか登り切った。 15時40分、『室堂』に到着。 「最終の16時30よりも早めのトロリーバスに乗れるな」と思ったら 「えっ、次のトロリーバス出発時刻は16時20分?」 「うわぁ、こりゃ『扇沢』へ下りても『信濃大町温泉』でお風呂に入る時間がないじゃん」 あと30分以上待つんだった『みくりが池温泉』でお風呂に入ってくれば良かった。 もうお風呂に入らずに帰京の覚悟だったので、ボディーシートで体を拭き上着を風呂着に着替え、少しでも汗臭さをなくして、暇つぶしに『室堂』の構内をうろうろしていると 「えっ、16時00分出発」 乗り場改札上のモニターに次のトロリーバスの出発時刻は16時00分と出てる 気付いた! 先ほど見た16時20分発の時刻は『美女平』方面へ向かうバス乗り場の改札であって、自分が向かう『大観峰』方面へのトロリーバスはこっちの改札だった。 時間はすでに16時00分、『大観峰』へ向かうトロリーバスは発車し始めている。 ザックは向こうの待合室にあるのでもう乗れない。 あぁ〜、最後の最後に大チョンボ。 縮めた時間も無駄になり、次の発車時刻は最終である16時30分・・・ 『室堂』から最終バスに乗り込む人は、自分を入れて登山者6人。 『黒部ダム』までは途中で乗る人もいなく、ロープウェイもケーブルカーも6人で貸し切り状態、我々が乗り物で出発するとお土産売り場も閉店。 登山者や観光客で騒がしかった各場所が、静かな雰囲気に包まれているのを見らることができ、ある意味貴重な体験かも。 『信濃大町駅』へ向かうバスにも無事に乗れて、予定通り『松本駅』から『スーパーあずさ』に乗り帰京。 明日はやっぱり雨だと天気予報で知り、なんだかんだで1泊2日の『剣岳』登山にして正解だったな。 |