浅間嶺(せんげんれい) (標高890m) |
【 地 域 】東京都 【 天 候 】晴れ 【 季 節 】晩秋 【 山行 形式 】日帰り 【 入 浴 】なし |
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【 水補給ポイント 】
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【 食料補給ポイント 】
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【 休憩ポイント 】
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【 個人メモ 】
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今年最後のテント泊はどこにしようかと悩んだけれど、最適な場所が思い浮かばず・・・ 去年行った雲取山でも良いかと思ったけれど、きっと昨年同様寒いだろう、もう寒いのはイヤダ。 標高が低いところ、空が広がっているテント場・・・う〜〜ん、思い浮かばず。 天気予報は月曜日が雨から晴れへ変わるも、宿泊登山へのテンションが上がらないまま日曜日の夜を向かえてしまい、日帰り登山へ予定変更を決める。 曇天の月曜日に安堵した中、コースタイムが短く、のんびりできるひらけた場所があり、紅葉の見頃を迎えている山と探していると・・・ ピンときた!! 「以前登った山にのんびりとしたくなる場所があったなぁ」 このHPに、旧HPに記録なし、記憶にもなし、山のガイドブックで調べれば 「ここだ!奥多摩『浅間嶺』」 コースタイムは4時間15分、のんびりと歩き、快適そうな山頂でまったりできそうな時間もある。 朝一の電車に乗り、『武蔵五日市』駅から登山口へ向かうバスに乗り込めば、通勤客で満席の中、登山者は3人、また登山者が列をなしているかと覚悟していたけれど、良かった、今回は静かな山を楽しめそうだ。 『浅間尾根登山口』バス停で下りたのは自分ひとり、他の2人はきっとこのバスの終点にある人気のある山『三頭山』へ行くんだろう。 「『浅間嶺』を選択して正解だ」とさらに確信。 逆コースになる『払沢の滝入り口』バス停から登り始めればこの『浅間尾根登山口』に下り、15分ほど歩いて着く『数馬の湯』で汗を流していけるのだけれど、今回は汗かくことないだろうと、こちらから登り始めることにした。 たぶん前回登ったときは『払沢の滝』から登ったと思うので、それもあって。 標識に従って車道を登って行き、看板はまだ立っているけれど建物はない(建替え中?)『浅間坂』を登りきれば、道は山道へ変わる。
初めは薄暗い中を歩くが、歩くたびに下からカサカサと鳴る音が気になり始めると頭上がだんだんと明るくなり、逆光に映える鮮やかな紅葉が目立ち始めてくる。 時間はたっぷりと余裕がある、カメラ向ける時間もたっぷり、そしてザックが軽い、「山をじっくりと楽しめてるなぁ」と感じていたけれど、見所もなにもない道ではサクサクと歩いてしまっている自分に気付けば、「まだまだ未熟」 青空の下、紅葉に染まった『御前山』や『大岳山』(たぶん・・・)の姿を見ながら、紅葉と落ち葉に埋もれたふかふかの感触を味わいながら歩いていれば、屋根のある休憩所とトイレのある浅間嶺山頂直下に到着。 ここからひと登りで『浅間嶺』山頂であり、今回お目当ての場所に到着。
予想外の『富士山』がくっきりと見えた。 職人さんが倒木作業をしていてチェーンソーの音がうるさいのを除けば、景色を遮る木はなく、風が穏やかで日差しは暖かく、絶好の山頂でまったり日和だ。 他の登山者は先ほどの休憩所の所で休憩するのか?山頂を踏めば降りて行ってしまい、山頂には自分ひとりの時間が多く、冬の低山お楽しみ、缶ビール片手に鍋をつっつきながら山の雰囲気を堪能。
麓からなにやら音楽が聞こえればそれはお昼を知らせる音楽、職人さん達もお昼ご飯と休憩時、チェーンソーのうるささもなくなり、静かな時が流れる中、昼寝の後の酔い覚ましコーヒーを味わって下山へ。 紅葉を照らす陽を浴びるせいか、夕方のような色に包まれながら下れば、通り過ぎた水場があった沢水を利用するのだろう、おそばを食べさせてくれる『お代官休憩処跡(旧瀬戸沢の一軒家)』の建物がある。
「あぁ〜見覚えある」 地図で知ったとき「そばを食べていこうか」と考えていたけれど休業日、確か前回も休業日だったな。 土日営業で7・8月は毎日営業らしい。 そしてその先にある『峠の茶屋高嶺荘』、これも記憶にある。 ここからはアスファトの車道歩きになり、「こんな短時間で車道歩きになるんなら、もう1杯呑んでも大丈夫じゃね?」 2回ほど車道をショートカットする山道歩きがあるけどね。 バス到着時間まで猶予があったので『払沢の滝』に寄り道をして帰路についた。
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