生籐山〜高尾山 (生籐山990m/高尾山590m) |
【 地 域 】東京都 【 天 候 】晴れ 【 季 節 】春 【 山行 形式 】日帰り 【 入 浴 】なし |
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【 水補給ポイント 】
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【 食料補給ポイント 】
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【 休憩ポイント 】
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【 個人メモ 】
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今年は山登りの始動の遅さ、筋力作りの遅さに自覚があるので快晴マークの火曜日、自分に無理させるために8時間の山歩きを選択。 8時間の山歩きの定番と言えば、自分にはここ『生籐山〜高尾山』 「何年前に行ったかな?」 記録を見てみれば2007年の6月以来、約6年ぶり(リフレッシュには記録してない) 過去数回、登り口はいつも『石楯尾神社』からだったけれど、他の人のブログを見て『武蔵五日市駅』からバスに乗り、『上川乗バス停』から登るコースを知り、今回はそちらから登るコースを選択。 実際に歩いた人のブログを見れば、8時間程度で歩いている。 「『石楯尾神社』から登るのと大して変わらない、行ける」 いつもなら『山と高原地図』からきちんとコースタイムを図るのだけれど、『高尾山』の地図持ってない。 いや、持っていたんだけど『高尾山』は初級コース、山登りを始め一番最初に登る定番の山、なので地図も一番最初に買った地図、1992年度版の地図。 ちょっと古すぎなので捨てちゃった、「登るときにまた買えばいいや」と・・・ しかしいざ『高尾山』の地図を買うとなるとちょっとためらいが・・・ 「慣れたコースだし別に地図なくても・・・」 けれど地図なしで山に入るのは不安なので、スマートホンのアプリ「山と高原地図」では400円で買える。 まだ試したことないので良い機会だと思い、前日にアプリで地図を購入し、山ではタブレットを地図代わりにして出発。 『武蔵五日市駅』に降りバス停を見れば、2・3人の登山者が並んでいる。 「すいていそうだな」と周辺をうろうろしてたら、さらに増えた登山者と通勤客で長い列になっていたので慌てて並び、なんとか椅子をゲット。 途中で通学の小中学生で満員状態になったけれど、ある程度のところで通勤・通学者は降り、バスは登山者のみに。 ![]() ほとんどの人は『三頭山』に行くのだろう、『上川乗バス停』で降りたのは自分を入れて4人、みな目指すは『生籐山』だ。 ![]() バスが向かった方へ歩き、Y時の分岐点を左に行き橋を渡り、道路を2・3回曲がった辺りに『浅間峠・熊倉山』への登山口がある。 「新緑はどうかな?」と思っていたけれど、まだまだ見頃を迎えている新緑がたくさん。 4月に行われたトレイルランニング大会のおかげか?整備された歩きやすい登山道だったので、それほど苦に感じるような登りがなく、陽に照らされて輝く新緑楽しみながら『浅間峠』に到着。 ![]() ここから3方に登山道が別れ、峠らしい峠だ。 低山縦走らしいいくつかのアップダウンを繰り返すが、新緑を楽しめる余裕たっぷり。 前回の『伊豆ヶ岳』から復活させた大き目のヒップザックは、背中がざっくりと開いていて、背中がいつも風にさらされているので汗でベトベトにならず快適、そして荷物も必要最低限なので軽い。 ![]() これからの日帰り登山はずっとこのスタイルで行きたくなる、食や飲の贅沢はできないけれど。 「あれ?生籐山」と思えるほど似たような山頂が『熊倉山』だ。 小さい山頂ながらもポッと突出した山頂なので、周辺の木がなければ360度の展望だろう。 すっかりと暖かい陽気になったこの季節、モヤっとした景色と虫や蜂がブンブンと飛び回っているので、小休憩で出発。 ![]() ここから『三国山』への登山道の途中で、毎回登っていた『石楯尾神社』からの登りと、どこで合流するのか「まだかな?まだかな?」と楽しみにして歩いていたら、いつもとは違う角度から見る『三国山』のベンチやテーブルを発見。 「あれ?」とタブレットの地図を見れば、ルートがまったく違うことを発見。 ![]() 2/3は慣れたコースでもあり、地図がなかったこともあるせいか、下調べが不十分だなと自分でも感じる。 『生籐山』の山頂は踏んでおいたけれど、他の山頂は踏まずにひたすら「巻き道」を選択し、『和田峠』を経由して『陣馬山』に到着。 日差しは強いけれど風が涼しく、水と行動食で過ごしているのが悔やまれるほどの心地良さ。 けれどすでに『石楯尾神社』から登るより約1時間、余計に時間がかかっているのでのんびりはできないが。
![]() 『陣馬山』から『明王峠』まではこのコース一番快適な登山道と言うか、個人的に大好きなルートだ。 日差しと通り抜ける涼しい風、ゆるやかな登山道と杉の木が並ぶ登山道のラインが良い。 森林浴と言う言葉がぴったりな登山道だ。 この辺りからすれ違う登山者や追い抜いていくランナーなど人が多くなってくる。 相変わらず新緑が輝き、カメラはひたすら新緑の写真を撮りまくり。 ふっと気がつくと倒木がいやに目につく。 自然に倒れた木ではなく切られた木だ。 そう言えばこの辺りからチェーンソーの音も耳につく。 何年に一度かの間引く年に当たったのだろうか? 営業しているのを今だ見たことがない『堂所山』山頂、『景信山』山頂を通り過ぎ、あと2・3年持ちこたえられれば高尾山ブームの恩恵をうけられただろう『小仏峠』の荒廃に涙し、「なめこ汁」が売れまくっているであろう『城山』に到着。
もちろん「なめこ汁」は食べずに小休憩し、17時頃には下山できるなと目処が立ちちょっと一安心。 相変わらず予定より1時間ほど遅れている。 『高尾山』までのいろんな所にベンチやテーブルなどが出来ていたり、登山道が綺麗に整備されていてビックリ。 ![]() 『一丁平』には展望デッキが作られてさらにビックリし、これを見て自分の中で確信した。 「高尾山、儲かってるな」 ミシュランガイドで、最高ランクの三つ星の観光地に選ばれての高尾山ブーム、土日祝日のケーブルカーは行列ができるほどの大混雑。 京王電鉄、売店にもお金は落ちるし 儲かってるな、高尾山 先ほどの木を間引いて林を手入してるのも金があるからだと(笑) ![]() 高尾山山頂も寄らず『稲荷尾根』を下るが、途中で合流する6号路(滝見コース)に浮気をするがこれが正解。 川沿い歩きなので川の水で冷やされた風が涼しく通り抜け、傾斜はゆるやかで『稲荷尾根』を下るよりも短時間、それに「シャガ」の花が咲き乱れ目も楽しませてくれる。 ![]() 計算通り17時頃、高尾山ケーブルカー清滝駅に着いたけれど、予定より1時間遅れの9時間かかってしまった。 それほどの大休憩もしないし、のんびりと歩いたわけでもないのに1時間オーバー、さすがに鍛えてない足には無理があったのか?、それとも年なのかとガックリきたけれど、「改めて」と言うか、このコース初めてきちんと地図のコースタイムを計算してみれば、計10時間25分のコースタイムだった。 え!!10時間コース!!! 最初にそれを知ってたら、いつもの『石楯尾神社』からの登りを選んだだろうなぁ
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