入笠山 (標高1955m) |
【 山行 形式 】日帰り 【 地 域 】山梨県 【 天 候 】晴れ 【 季 節 】初春 【 入 浴 】なし |
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【 水補給ポイント 】
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【 食料補給ポイント 】
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【 休憩ポイント 】
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【 個人メモ 】
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今年2件の葬式と確定申告にやっと開放され、青春18切符利用開始と共に今年の山登りも本格的に活動開始(の予定)。 今年春の青春18切符は第2の連休から来月第2の連休まで利用可能と条件に恵まれ5回めいっぱい利用してやる。 まず第一弾はこの季節お楽しみスノーシュー。 富士見パノラマリゾートではゴンドラに乗り山頂駅から入笠山(にゅうかさやま)山頂までのスノーシューコースを設定してくれていて、スキー客の為に動いているゴンドラを『冬山登山』料金で使用可能とサポートばっちり。 順調に『富士見駅』に到着、すでに駅前には無料送迎バスが待っていて、乗客は10人程で約50%の乗車率。 ![]() スキー場までは約10分程度なのでバスが走り始めればフロントガラスには快晴の青空の下、山の斜面にゲレンデが見えている。 更衣室で着替えを済ませ『冬山登山』料金のゴンドラ往復券を購入して山頂駅まで一気に向かうゴンドラに乗車。 スキーヤーと5人の相乗りでなんとなく気まずい雰囲気の中、約10分ほどのゴンドラ内からは『八ヶ岳』連峰の眺めが良い。 ![]() 夏山用だろう「入笠山ハイキングコース」の案内板からスタート。 雪道が踏み固められているおかげでスノーシューなくても歩けるがところどころ踏み抜く場所があるのでやはりちょっと歩きにくい。 しかしなんだかんだいって『入笠山湿原』を通り抜け『大阿原湿原分岐』までは靴のままで到着。 ![]() 本来のコースはこの先の『マナスル山荘』から『入笠山』山頂を目指すのだが下山に利用したのだろう緩やかに広がる斜面にたくさんのトレースがある。 スノーシューを持ってない人達は『マナスル山荘』へ向かうが、俺はここでスノーシューを装着して斜面を登る。 今年は寒すぎてスキー場の雪はサラサラだとは聞いていたがここもサラサラの雪、足が雪に埋もれながらもスノーシューがしっかりと雪を噛んでくれ苦もなく斜面を登り終え『マナルス山荘』からの登山道と合流。 この先からはスノーシューなくても山頂まで行けなくもないがやはりスノーシューがあったほうが快適。 ![]() 「これはすっかりと雪山登山だな」などと歩いていると「山頂まであと8分」の看板に「えっ!もう」と驚き、青空の下緩やかな半円を描いた『入笠山』山頂に到着。 ![]() ドンと平地に置かれたような『八ヶ岳』連峰が北から南まで見え、南アルプスの鳳凰、甲斐駒、富士山、北アルプス方面まで見え、遮るものがない360度の対展望。 雪の上にゴロンと仰向きに寝れば目に映るのは真っ青な空に白い雲のみ。 遠近感がなくなるというかじっと見ているとどこかにトリップしたような感覚に。 風が吹きちょっと寒いがここでカップラーメンの昼食タイムとコーヒータイム。 山頂駅からここまで1時間程度、時間はまだたっぷりあるので誰もいなくなる静かな時を過ごせるまで待っていたが後から後から登って来る人がいてぽつんと一人になれたのは5分程度だけだった。 ぼ〜っと山頂で過ごしている間てっきり「いりかさやま」と思っていたが山頂の看板に書いてある山の名前のふり仮名が「にゅうかさやま」と書いてあったのにはちょっと驚いた。 ![]() ![]() あえて未踏の場所を選んで下れば雪のクッションが効いて飛び跳ねるように下っても足に負担がない。 ![]() バランスを崩して倒れて雪に埋もれてもそれもまた楽しい。 『大阿原湿原分岐』への斜面の下りはスノーシューの楽しさを最大限に味合わせてくれた。 ここは風が穏やかで雪がフカフカ、広々としているので次回は山頂よりここでのんびりしたほうが良さそうだ。 休憩をいれるほど疲れがないのでスノーシューを装着したまま一気にゴンドラ山頂駅に到着し、さすがに下りのゴンドラは1人。 予定では17時の無料送迎バスに乗るつもりだったが15時のバスに乗って駅まで。 乗る予定だった鈍行の列車が車両事故らしく『スーパーあずさ』が臨時で『富士見駅』に止まってくれ甲府駅までは特急料金なしで乗れることになり甲府駅までの約30分、特急シートで乾杯できたのはラッキー。 |