奥久慈男体山
(標高m)
【 山行 形式 】日帰り
【 地 域 】茨城県
【 天 候 】晴れ
【 季 節 】初春
【 入 浴 】豊年万作

【 交 通 】
行き 北千住駅(05:21)〜水戸駅(06:58) \2,030 JR常磐線
水戸駅(07:27)〜金沢駅(08:34) \850 JR水郡線
帰り 袋田の滝B〜袋田駅 \200 バス
袋田駅〜水戸駅 \850
水戸駅〜北千住 \2,030


【 コース 】
西金駅〜〜男体山登山口〜〜大円地越〜〜奥久慈男体山山頂〜〜第一展望台
〜〜月居城跡〜〜袋田の滝


【 水補給ポイント 】
・なし


【 食料補給ポイント 】
・登山口近くに雑貨店(中は未確認)


【 休憩ポイント 】
・奥久慈男体山山頂


【 個人メモ 】
登山口のそば屋さんは月曜定休日
入浴場所が他にあれば袋田の滝はもう見なくてもいいのでは?


この季節、新緑を求めて初進出の茨城県の山、奥久慈男体山へ。

奥久慈男体山の地図がなく、ガイドブックの地図をコピーして持って行くが、奥久慈男体山から袋田の滝までのコースの地図は載っていなく、ガイドブックには袋田の滝までは4時間30分かかると書いてあり、少々不安ながらもネットには道案内はしっかりしていると書いてあるのでそれを信じてみるしかない。

水戸駅から西金駅へ向かう水郡線は本数が少なく、最寄の駅からの始発で行ったのでは間に合わないので、久しぶりに北千住駅まで歩く。

松戸駅から先は未知の世界、こんな数時間で車窓が田園風景に変わるのに驚き。
ちょと探せば「ふきのとう」取れるところあるかもしれない。

通学時間と重なった学生のうるさい水郡線に乗り、西金駅で降りたのは俺一人。
無人駅なので車掌さんに切符を渡し、改札口を出るも何にもない寂しい駅前。



『男体山登山口』の矢印に従ってのアスファルト歩きは、山里風景の中を歩くなかなか楽しい1時間。


登山口近くの道路には3・11の大地震のせいだろう、アスファルトに大きな亀裂が。
月曜日定休のお蕎麦屋さんの裏手へ行くと登山口があり、「健脚コース」と「一般コース」の選択を強いられるが、途中で地震があった場合を考え、まぁなんやかんや理由をつけて「一般コース」を選択。

若葉の新緑という色よりはちょっと濃くなってしまった感はあるけど、陽に照らされた緑は鮮やかでとても綺麗。

30分ほど進めばベンチのある「大円地越」に到着。
昔は東屋になってたらしいが、今はベンチとテーブルがあるだけ。

ここから一上りすると尾根に出て小ピークをいくつか超えるが、新緑に囲まれたなだらかな登山道。
展望が良くなり、低山の連なってる景色が絵になる。

電波中継アンテナがある男体山山頂へは一上り、あまり広くない山頂には祠とアンテナの制御室だろうか?建物が建っている。



景色は今まで見てきたのとそれほど変わらず、この先袋田の滝まで4時間30分と先は長いので、コーヒーを1杯飲み小休止で出発。

30分ほど歩いた所にあった標識に『袋田の滝まで1時間30分』との文字が。

「???1時間30分???4時間30分かかるんじゃないの?男体山から2時間しかかからないのか」

本数の少ない帰りのバス、電車の時間を考えて急がないとと考えていたけど、2時間しかかからないなら余裕がありそうだ。

ハイキングコースと書いてあるようにしっかりした方向標識があり、地図はなくてもそれだけで無事に袋田の滝にたどり着けた。

前半はなだらかな道で「こりゃいいハイキングだな〜」と思っていたら、後半になると上り下りがきついピークがいくつかあったり、ロープを頼りにするような下りになったりと多少のハードな面もあった。

『第一展望台』と書いてある場所を下れば下山口にたどり着くが、下山口から袋田の滝までは30分ほど。

てっきり下山口に袋田の滝があると思っていたので、ここからまた30分歩いて袋田の滝へ行くことにちょっと迷ったけど、せっかく来たのだから袋田の滝を見ていこう、初めてなんだから。

『月居城跡』へ上り滝の音が聞こえ始め、『袋田の滝』へと下るが、上り下りとも階段ばかりで、ここが一番きつかったかも。

有料の観爆台には入らず『つり橋』の所だけも十分『袋田の滝』の見事さを見られた。

ここから歩いて『袋田温泉』で汗を流して行く予定だったけど、『日帰り入浴』とノボリを掲げたホテルがあったのでそこで入浴。

助かった。



駅まで行くバスの時間までには1時間と余裕があり、ゆったりと入浴し缶ビールを飲んで帰った。

もう1週間くらい早く来れば本当(?)の新緑色だっただろうが、なんのなんの十分満足できる新緑シーズンの山だった。
ちょうど良いコースタイムと『袋田の滝』そばに入浴できる所があったので、秋の紅葉頃にもう一度来てみたい山になった。

あの階段の上り下りは嫌だけど・・・・

戻る