田代山・帝釈山 (標高 田代山1971m/帝釈山2060m) |
【 地 域 】福島県会津 【 天 候 】晴れのち曇り 【 季 節 】夏 【 山行 形式 】日帰り 【 入 浴 】千本松牧場 |
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【 水補給ポイント 】
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【 食料補給ポイント 】
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【 休憩ポイント 】
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【 個人メモ 】
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ほんとうならば本日は、富山まで向かい、折立から登り、太郎兵衛平テント場でテント張ってビールで乾杯していただろう。 夏休みの4日間「折立〜黒部五郎岳〜双六岳〜新穂高温泉」と縦走予定だったのに、狙い撃ちのように雨、雨、雨、雨と雨マークがずらり。 中止決定。 行ってみないと本当の天候はわからないけど、こんな予報では行く気力が沸かない。 テンション緩んじゃったからね。 後日、mixiでその日に同じ方面へ行った人の日記を見たら、1日目は快晴、2日目は豪雨、3日目は雨は降らないものの濃霧、4日目は雨だったそうだ。 行かなくて正解だったと思う。 せっかくの夏休み4日間、どこも行かない、まして山へ行かないのは悲しい。 天気予報を見ると夏休み1日目、南関東や会津方面方面は天気良さそう。 たく、前日にコロっと予報変わりやがって。 相棒が行きたがっていた「会津駒ケ岳」へ行けそうなので、日光駅か鬼怒川温泉駅でレンタカーを借りて「会津駒ケ岳に行かないかい?」と誘ってみたが「どうせなら車でしか行けない田代山・帝釈山へ」行きませんかと。 田代山、良く行く人に話を聞いていて良い山だと聞いていたけど、車でないと行けない山なので、ペーパー歴20年の俺は諦めていた山。 車を持っている相棒が山登りを始めてくれたことで行けるチャンス到来。 同じく日光駅か鬼怒川温泉駅でレンタカーを借りて向かう予定だったが「気持ち的に地元から自前の車で行くのも駅でレンタカーを借りていくのも変わらない」と言うのでなら地元から行こうと言う事になり、翌朝家まで車で迎えに来てもらい、いざ田代山・帝釈山へ。 車にザックを積んで足元はサンダル、途中高速のSAで朝飯、コンビニで行動食等を購入。 いやぁ〜〜楽だ!! バスとも違う気楽な車での行動。 登山口までの3〜4時間も苦にならない。 いつも憧れの目で車での登山者を見ていたけど、まさか自分のその立場になるとは。 相棒に感謝です。 運転はすべて相棒に。 だってペーパー歴20年だからね。 それに相棒の車はマニュアル車だし、余計無理(笑) 会津高原駅前を通り過ぎると空は青空に。 車窓には山並みの景色や蕎麦の花、田んぼに畑の緑、ドライブに気持ち良い村景だ。 登山口まで後12キロと言う所から道は石ころがゴロゴロある道に代わる。 林道かと思っていたら国道らしい。 相棒の車はスポーツタイプで車高が低く、車底をこすらないように慎重に進む。 車を持ったことがない俺はタイヤがパンクしないか冷や冷や。 そう簡単にはパンクしないそうだが。 1人で山登りの時はいつもこのような長い林道みたいな砂利道を歩いて登山口に向かっていたなぁ。 登山者を乗せた車を見るたび羨ましい目で見過ごしたり、「乗りませんか?」と声をかけてくれないかと期待していたけど今だなし。 「よし、もし歩いている登山者見かけたら「乗りませんか?」と声をかけてあげようか」と人の車ながら思っていたけど歩いている人なし。 いるわけないか(笑) 山はいつものように樹林帯の中から。 登り始めて10分くらいするとでっかい看板に「水場」と書いてある水場に到着。 湧き水ではなく川の水だ。 いつものように水道水から取替え出発。 約500m置きに「山頂まで○km、約○時間」と看板があるので目安にはなる。 時々木々の切れ間から日光連山や名もわからない山が見えるが、田代山まではほとんど樹林帯の山登り。 登山道に木道が出てくれば田代山山頂はすぐ。 いきなりパッと視界が開ける。 広大でそれは見事な湿原。 残念ながら山頂からは会津駒ケ岳が見えるはずだったが、山頂近くになりガスがあがり始め、山頂に着いたころには景色が見なくなってしまっていた。 尾瀬に行ったときの「熊沢田代」の湿原にも感動したけど、田代山山頂の湿原の方が少し感動は大きいかな。 木道の上を歩いていくが、残念ながら木道を外れて休憩できる場所が少ない。 「ちょっとコーヒーでも」とできる場所があれば、ここでのんびりとできるのだろうに。 「一方通行」の標識に従って木道を歩いていくと再び樹林帯の中に突入。 すぐに立派な「田代山避難小屋」が建っている。 中を覗いて見たが、まぁまぁきれいな小屋。 でもあまり泊まりたくはないような小屋だな。 小屋から急な傾斜の下りが始まり永遠と続くような巻き道が続く。 コースタイムを調べていれば時間からわかっていたんだろうけど、急な話だったので大雑把にしか調べていなかった。 「もう着くかなもう着くかな」と思いながらいくつかの山を通り過ぎていく。 大きな岩を縫いながら登っていく登山道が始まれば帝釈山へ向かう道。 岩を登ったりなど苦労しながら登ると、狭い山頂の帝釈山に到着。 15名くらい山頂にいたかな。 それくらいの人数でも座る場所を探すのに困るくらい狭い山頂。 天気が良ければ360度の展望だろう。 山頂に着いたときは尾瀬の「燧ケ岳」が見えたがだんだんガスに覆われて行き、しばらくすれば辺りはすっかりガスに巻かれてしまった。 山頂でのんびりして来た道を戻るが、帰り道は田代山に着くのが短く感じた。 田代山からの下り3人組の登山者とすれ違ったが、たぶん避難小屋泊まりだろう。 あの小屋に泊まる人がいるんだな。 無事、車までたどり着き、再び12kmの砂利道へ。 塩原温泉街の千本松牧場にある日帰りの湯に立ち寄り帰宅。 まだ夏休み残り3日間あるので、焼肉にビールで明日の事を気にせず乾杯。 焼肉屋さんで焼肉、10年ぶりくらいか? やっぱ焼肉はうまい!! |