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月・火曜日と連休なので、どちらか天気が良い日に「安達太良山」か「栂池高原」へスノーシューへ行くつもりで、天気予報をチェックし通し。 しかし残念ながらどちらの曜日も晴れマークはなし。 関東地方は晴れマークなので、スノーシューから山登りへ変更し、春を味わいに千葉県の「烏場山(からすばやま)」に決定! 粘りに粘って、急に山登りへと変更したので、「青春18切符」なシーズンだが、ヤフオクで手に入れることはできなかった。 房総の和田浦駅まで4時間程。 電車内から見る空の真上は雲で覆われているが、青空が広がっている方面へ電車は向かっているので、烏場山は青空の下なようだ。 和田浦駅へ近づくにつれ、車窓には一面が黄色で埋め尽くされた菜の花畑がたくさん見えてくる。 駅に降りたのは5・6人、皆、山登りの格好をしている。 駅には観光案内所みたいなのが併設してあり、おばちゃんが烏場山の登山ルートが載っている紙を配っていたのでそれを貰っておく。 ![]() 山登りを始めて千葉の山は、前回の「鋸山(のこぎりやま)」についで2回目(山登りとは言えない所だったので未記録) たぶんあんまり来ることはないところだと思うので、あらためて地図を買うのはちょっともったいないから、ガイドブックに載っていた簡単な地図をコピーして持ってきたが、こういうのをもらえるのは助かる。 地図とコンパスを忘れるとすっごい不安になる。 烏場山登山口までの道は標識が立っていて、その案内どおりに進めば登山口まで行けるが、事前に調べておいた、駅の反対側の国道沿いにあるコンビニ(ローソン)へ、冷えたビールを買いに寄り道。 冬低山登山のお楽しみ、セブンイレブンの鍋シリーズとビールのコンビは、残念ながら鍋の季節が終わったようで、セブンイレブンにはもう売ってなかった。 正規なルートに戻り、標識にしたがって登山口へ向かうが、町にはたくさんの花が咲いている。 農家で栽培しているのだろう、ビニールハウスの中にもいろとろどりの花が咲いている。 菜の花はいろんなところでお花畑を作っていて、太陽に照らされていて鮮やかな黄色がきれい。 前回の北横岳へのスノーシューで撮りきれなかったフィルムの枚数が残っているので、今回は低山ながら菜の花と山をテーマに写真を撮ろうと一眼レフカメラも持ってきていて、広〜い菜の花畑でカメラを構えてみると・・・あれ?真っ暗?? ![]() レンズカバーも外し、電源も入れてるのに??? レンズを外し本体を見てみると・・・あれ?ミラーがない?? よく見てみるとミラーが上にあがっていて、下に下ろしても元に戻ってしまう。 なんか止め具が外れたようだ。 そういえば・・・駅で準備をしているときベンチの上から袋に入ったままのカメラを落としたっけ? そのときは「あっ、落としちゃった」くらいしか思ってなかったが・・・そのときの衝撃で・・・ くらっとくるほどのショック。 ・・・修理に出さなきゃ・・・1万円は確実だな、次回のスノーシューに間に合うか? ただの荷物と化してしまったカメラをザックに入れ、トイレがある登山口に到着。 ![]() 登山口から山頂までは「花嫁街道」と言うそうだ。 山頂から下山口までは「花婿街道」、男坂・女坂みたいなもんか・・・ 樹林帯の薄暗い急坂を登ると「第一展望台」の標識が見えるが、木の隙間から景色を見るような「えっ、これって展望台?」と思うほどの展望。 ![]() 一休憩入れたくなるが、ここではなんとなくもったいないので、「第二展望台」に期待して先へ向かうが、すぐ近くにある第二展望台もあまり変わりがない展望。 ちゃっちゃと休憩して先へ向かうが、この先はなだらなか道が続いて楽チンな登山道。 烏場山全コースを見て、最初の登り口が一番きつい登りで、そのあとはほんとがなだらかな道。 初心者を連れてくるにはいいなぁ〜。 なんか不思議な木が??? 皮をむかれたような、つるっつるな木が林となっていて、なんとなく異空間を作っている。 独特な雰囲気があり、ちょっと気味悪い、魔化魍(「仮面ライダー響」より)がでてきそう。 あとで調べてみたら「マテバシイ林」と言うらしく、房総特有の光景なんだそうだ。 ![]() 木に囲まれたなだらかな道を、のんびりと木を眺めながら進み、「経文石」「第三展望台」「じがい水」「駒返し」と通り過ぎるが、どれも似たようなもの。 第三展望台はいままでの展望台よりは眺めがよかったかな。 、いままでのうっぷんを晴らしてくれるような「カヤ場」に到着。 いっきに展望が開け、太平洋が望め、まだ咲いてはいなかったが山桜の木が数本生えている。 ベンチもおいてあり絶好の休憩場所、これで桜の咲いていたら最高の場所だろう。 山頂までもうすぐなんで、どうせなら山頂で休憩したいと思うが、山頂は狭く展望も良くないので、ここで休憩したほうが良いです。 烏場山山頂は狭く、5人も居ればいっぱいいっぱい。 標識がたくさんあり、なんかごちゃごしゃしている。 ![]() ここで昼飯をする気になれなかったんで、ガイドブックに書いてある、この先の「旧烏場展望台」で昼飯にしようと思い着いてみれば、狭い場所に20人ほどの団体さんに占領されていて居場所がない。 カヤ場で昼飯にすればよかった・・・ 行動食で済まし、ビールと昼寝をあきらめていたところに好展望な場所が出現。 ガイドブックに「見晴し台」と書いてある所。 このコース、カヤ場の次にの好展望場所。 誰もいなくベンチがありのんびりできるが、かぶっている帽子が飛んでいくほど風が強く、お湯を沸かすにも苦労するほどで、ビールは飲めるが昼寝は無理。 ![]() 急な斜面を切り返しながら下ると、黒滝へ下る木の階段があらわれる。 この階段を下れば落差15メートルの「黒滝」下に来られるが、滝つぼ近くに行きたいが、進入禁止を示すロープが張ってあり近づけないが、、それほど勢いのある滝ではないので、マイナスイオンを浴びられない。 ここからどこへ向かうのだろうと思ってたら、渓谷沿いにアスファルトで出来た道があり、そこが登山道。 なかなか雰囲気が良く、なかなか良いコース、すぐ終わってしまうがちょっとのんびりしたい所だ。 ![]() 渓谷沿いの道を抜け、広い広場に出ればそこが「花園広場(はなそのひろば)」。 桜か寒桜かわからないが、列を作って満開に咲いている。 きれいだけど造られたもののように見えて、個人的にはあまり好きではない光景。 道沿いにひっそりと咲いていたスミレのほうが好き。 緩やかな道に慣れてしまった体にちょっときつい登りを越えれば、「抱湖園(ほうこえん)」内に咲く寒桜 の中、一面に染まった黄色や海を眺めながらの快適な下りが終わればこの山登りも終了。 ![]() ![]() 和田浦駅近くに入浴できるところがあるが、今回はお土産を買っていかなければならなかったので、なにも売っていない和田浦駅ではすぐ来た電車に飛び乗って、館山駅で途中下車し、立ち寄り入浴ができる所を観光案内所で聞くと、駅から歩いていける所は3・4箇所あり、15分くらいで行けるホテルを教えてもらい、そのホテルに行ったつもりが違うホテルだったようで、フロントの人が「うちでは立ち寄り湯はやってない」との事。 しかし支配人らしき人が「今日は暇だからいいよ」と言ってくれて500円で入らせてもらった。 ありがとうございました。 |