安(電車賃安い)近(家から近い)短(登山時間が短い)の秩父にある四阿屋山。
樹林帯の中の山歩きと狭い山頂だが、登山口にあるおかしな中華風の建物、山頂のツツジと楽しめる山。
コース時間も短いので、の〜んびりしたい人、ツツジを見に行きたい人、ちょっと汗かいて温泉に入ってくるにはいい山。

【月   日】2004年4月12日
【天   気】晴れ
【季   節】
【場   所】秩父
【標   高】772m
【山行形式】日帰り
【風   呂】薬師の湯

【交通】
【行】五反野駅〜上野駅
【行】上野駅駅〜池袋駅
【行】池袋駅〜飯能駅
【行】飯能駅〜西武秩父駅
【行】西武秩父駅〜薬師堂B・T
【帰】薬師堂B・T〜三峰口駅
【行】三峰口駅〜御花畑駅
【行】     徒歩
【行】西武秩父駅〜飯能駅
【行】飯能駅〜池袋駅
【行】池袋駅〜上野駅
【行】上野駅〜五反野駅
【コース】
薬師堂B・T〜鳥居山コース入り口〜送電線鉄塔〜両神神社奥社〜四阿屋山〜両神神社奥社〜山居広場〜駐車場〜薬師寺B・T
【水補給】
なし
【食料補給】
・西武秩父駅近くコンビニ(遠い)
・薬師堂B・T近く「道の駅」

・MY登山シーズン到来
今年はじめての山登り。
いつもなら4月いっぱいまではスキーをしているが、今年は早めにスキー期間を終わらせ、登山モードに入りました。
まずは足慣らしというか、感を取り戻すというか、手軽な秩父の四阿屋山(あずまやさん)へ。
西武秩父駅から薬師寺バス停へ向かうバスの中から見る秩父の町は、あちらこちらに色鮮やかな花が咲いていて、都会で感じるのとは違う、春の訪れを感じさせてくれます。

・カラフルな街
バスを降りると小高い場所に、カラフルで中華風の見晴台が見えます。
四阿屋山へ向かうコース案内板を見ると、まずはその見晴台へ向かうとのこと。
薬師寺横の軽い登りを歩いていくと、またまたカラフルで中華風の鳥居みたいなものがあり、そこをくぐっると見晴台へ続く道があります。
両脇は花壇のように花が咲いていて、整備された登りをぐにゃぐにゃと曲がりながら見晴台へ。
途中で四阿屋山へ向かう道があらわれるが、見晴らし台はすぐそこなので、ここまで来たら行って見ないと気になるので見晴台へ寄り道。
イメージを膨らませば、ここは中国だと思える見晴台からは眺めがよく、少し遠くに目を向けて見ると、同じく派手でカラフルなお寺が見えるので、それと関係があるんだろうね。
見晴台で登山の準備をして、先ほどの四阿屋山へ向かう道まで戻る。

・いいね
足の裏で感じる土の感触、久しぶりに山登りの感覚を味わいながら慎重に歩いていく。
樹林帯の中、木漏れ日程度の陽の光だが、4月でも気温が25度近くを記録するという日らしく、それほど急な上りでもないが、汗ばんでくるのでTシャツ1枚がちょうど良い。
歩いているときに見えた鉄塔の下はひらけていて、とげとげが特徴のタラの木が数本あるが、タラの目はすでに全部採られていて丸裸。
全部採られて来年も芽吹くのだろうか?

・一番の難所
低山歩きの特徴と思っている距離の短い急なアップダウンを繰り返すと、色鮮やかな新緑が目に入ってくる。
今度は長い急な上りだが、新緑を楽しみながら上っていける。
ここを上りきったところになにやら建物が・・・
両神神社奥社です。
そばには長椅子があるので一息いれておきましょう。
これから始まる岩登りに備えて。
奥社から少し進むと、見上げるような坂があるが、この坂は危険だそうで使用禁止。
もう少し先に進むと鎖が垂れている岩登りが頂上まで続きます。
鎖に頼って登るより、岩をつかんで上ったほうが登りやすい。

・の〜んびり
頂上は狭く、木に囲まれていて展望はひらけていませんが、この時期ピンク色のツツジが咲いていてきれい。
だけど蜂がぶんぶんうるさくてちょっとね〜。
蜜を採るのに忙しく、ちょっかいをださなければ相手にしてくれないので安心ですけど。
低山歩きのお楽しみ「缶ビール」と、なぜか山では匂いがそそるカップラーメンが昼食。
山頂の周りは木に囲まれていて、風も穏やかで陽の光が暖かく、酔いも誘ってベンチで1時間ほど昼寝。
う〜ん、リフレッシュ。

・楽しんで
1時間程で下山できるということなので、の〜んびりと下山路を。
上りには必要なかった鎖を頼りに岩下り、先ほどの薬師寺奥社付近で、上りに使った道とは分かれて、山居方面のコースへ。
なにやら整備された広場が見えてくると、そこはフクジュソウを守るために囲われている。
フクジュソウって草?花だよね〜。
なんにも咲いていなかったけど。
屋根のある展望台があるが、陽気がいいので木のテーブルと椅子があるところで、持ってきた本を読みながらコーヒータイム。
優雅?おしゃれ?

・無駄使い
この先、男坂・女坂と分かれているが、ヘタレなのでやさしそうな女坂へ。
ほとんど樹林帯の中の歩きだけど、駐車場にたどり着く手前に、登山道を外れた右下に先ほどと似たような広場が見えるが、さっきのを見るとわざわざ寄り道するところでもない気がして目で見ただけ。
駐車場を通り過ぎると2箇所、木の枠で囲われたフクジュソウ保護箇所があるが、共に囲いの中は荒れ放題、フクジュソウが咲き終わったって感じでもなし。
たぶん放りっぱなしなんだろう、なんか税金の無駄使い。
散策コースと名がうってあるので、歩いてみたけど道は荒れ放題、何ヶ月振りに人が通ったって感じでした。
バンガローが見えてくれば中華風の鳥居が見えてくる。



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