東京都に残された大自然、高尾国立公園。
高尾山だけでも魅力を充分味わえるが、生藤山をもつなげるとさらに高尾山の良さを知ることができる。
桜の季節は生藤山手前、高尾山周辺で楽しめ、シャカの花、ボケの花も楽しめる。
交通の便がよく、近く、交通費も安い。
足慣らし、いろいろな意味での訓練に良く利用し、1年に1回は行く山。
リフレッシュがお薦めする10名山のひとつ。
【月   日】2002年04月15日
【天   気】晴れ
【季   節】初春
【場   所】高尾山
【標   高】1212m
【山行形式】日帰り
【風   呂】ふろっぴ

【交通】
行/五反野駅〜秋葉原駅
行/岩本町駅〜新宿駅
行/新宿駅〜高尾駅
行/高尾駅〜石楯尾神社バス停
帰/高尾登山口〜高尾駅
帰/高尾駅〜笹塚駅
行/
笹塚駅〜岩本町駅
行/秋葉原駅〜五反野駅
【コース】
石楯尾神社バス停〜三国峠〜生藤山〜陣馬山〜景信山〜高尾山
【水補給】
・石楯尾神社(神社によくある水場。たぶん飲める)
・甘草水(地図では飲めない。でも飲んだ)
・高尾山(一丁平・高尾山山頂・稲荷尾根下山口)
【食料補給】
高尾山山頂(売店)
・ここは極楽?
バスを降りた登山者は僕を入れて4人。皆、単独登山者。
バス停近くにある石楯尾神社を見学して、生藤山を示す標識に従ってアスファルトの道を行く。
道端や石垣には色とりどりのたくさんの花、ウグイスの鳴き声や小鳥のさえずり、静かな道を歩いているとフッと別世界に迷い込んだ雰囲気に包まれる。ここは極楽浄土?なんとなくそんな気がした。





・桜の満開に着たい

地面がアスファルトから土の道に変われば山登り開始。右に小川を見ながら緩やかな道を進む。やがてジグザクに切り返しながら高度を上げていく。
三国峠付近になると道が緩やかになり、道の上に桜の花びらが落ちている。ほとんだが散ってしまった桜が所々にある。
木でできたテーブルとベンチがある休憩所が見えると、そこから100メートルほど行ったところに「甘草水」という水場がある。「山と高原地図」にはここの水は飲めない、と書いてあるが何回かこのコースを歩いた時に、ここの水を水筒に入れて飲んでいたが、別に腹は壊さなかった。
今回は甘草水はポタポタしか出ていない。コップ1杯溜めるのにずいぶん時間がかかった。
三国峠からの景色は何回も見ているので、少しエネルギー補給してすぐに出発。
ここから三国山までは20分位。山頂近くに山頂に寄らないで、生藤山へ行くまき道があるが、三国山山頂からも生藤山へ行く道がある。
三国山も景色は良く桜も咲いているし、ベンチやテーブルもある。ここでもザックをおろして休憩したくなるが、三国山山頂から生藤山へは5分もかからない。
生藤山山頂へ登らないで行くまき道の所に、ザックを置いて軽身で生藤山山頂へ行く。短いが急な登りがあるから。
生藤山の山頂は狭い。5人もいれば窮屈に感じる。空気が澄んでいればここから富士山が見えるが、今日は見えない。写真だけ撮ってザックの所へ。
次は陣馬山へ向かう。秋に来たときにはこの道で猿が騒いでいた。栗の実が目的らしい。日光の暴れん坊猿を思い浮かぶが、ここの猿は人は襲って来なかった。




・ガンガンまき道を行くよ

茅丸や醍醐丸など各山頂へ行かないでまき道を行く。これらの山頂は行っても開けていて景色が良いわけでもないので、「俺はまき道を行かないで歩いてきた」という自己満足の世界。行きたければ行けばいい。
和田峠までは下りが続く。結構急な所も多く慎重に下る。
下に道路が見えたら和田峠はすぐ。
駐車場や食事ができる売店がある。ここの売店はいつきても営業している。ありがたいが利用したことはない。
ここから陣馬山へはこのコース1・2をあらそう急な登り。見上げるような階段が長く続いている。汗をかきヒイヒイいって陣馬山山頂へ着く。
ここにも売店と食事ができる所があるが、1店しか開いていない。いつもそうだ。
テーブルやイスもたくさんある。ここで1時間ほど昼食をすまし出発。行程は長いが日が暮れるのも遅くなったし、あまりしゃかりきになって歩いているのもいやなのでのんびりした。でも1時間はちょっととりすぎ。
・このコースは何回歩いただろう
明王峠までは気持ちのいい道が続く。なだらかなカーブのラインがなんとなく好き。
明王峠に茶屋があるが、ここも営業しているのを見たことがない。ここから「相模湖駅」へ向かうルートがある。
堂所山へもまき道を使いパスし、「きついのは陣馬山と景信山への登り、どっちだ」と言われる急登を登る。
景信山山頂はベンチがたくさんあり売店、東屋、トイレと広い。
陽も少し傾き始めているので人も少ない。売店も営業していないので静か。
この雰囲気を味わいながらゆっくりとコーヒータイム。何回もこのコースを歩いているので時間配分はわかっている。
関所の小仏峠を過ぎ、城山へ向かう。
さすがにこの時間、この場所になるとすれ違う人はいなくなる。皆、高尾山へ向かう人。
城山の売店も閉店の準備をしている。
城山の斜面には自然のものなのか人工的なものなのかお花畑がある。
いろとりどりできれい。この付近この時期はシャガやボケの花が楽しみに来る。
高尾山までは軽いアップダウンを繰り返し、最後の急階段を登り高尾山山頂へ。
ケーブルカーが動いているので人はまだたくさんいる。山頂から稲荷尾根を下って無事下山。


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