足立区に住んでいるものには近くて便利な日光。
駅前登山、1000メートル級の山、日光表連山の景色、下山後には温泉が待っている。
紅葉時は日光名物、紅葉混雑・渋滞が一段楽してから紅葉が始まるので静かな山登りが楽しめる。
【月   日】2001年11月20日
【天   気】晴れ
【季   節】
【場   所】日光
【標   高】1103m
【山行形式】日帰り
【風   呂】星の宿「小西」

【交通】
行/五反野駅〜西新井駅
行/西新井駅〜東武日光駅
帰/東武日光駅〜北千住駅
帰/北千住駅〜五反野駅せ円樹液
【コース】
東武日光駅〜登山口〜神主山〜鳴虫山〜合峰〜独標〜含満ヶ淵〜東武日光駅
【水補給】
東武日光駅湯元行バス停そば
含満淵にある含満の茶屋そば
【食料補給】
登山口行くまでにコンビニ「サンクス」


・駅前登山は楽です
11月中旬になるとさすがに観光客も少ない。
駅から歩いて行く山なので、バス停に並ばなくても良いからゆっくりと電車から降り、待合室で登山の準備をして出発。
神橋方面へ歩いて15分程すると消防署があり、そこから鳴虫山の登山口を示す案内標識が続いている。
登山口までの途中にセブンイレブンがあったのだが、なくなっていたのにはビックリ。
民家の前に登山口があり、樹林帯の中を鳴虫山を目指す。

・しし座流星群はここからよく見れただろう
とんど木に覆われていて景色はないが、神主山山頂手前に大きく開けたところがあり、日光市街が見える。方角を調べると東側。この2日前の日曜日の夜、東側の空でしし座流星群が見られるとの事。ここから見ればよく見えただろう。
ふっと横に目をやると、ススキの穂の群生が太陽に照らされて銀色に輝いている。どうデジカメを構えようが、景色をうまく写真に撮ることができない。自分の技量のなさが少し悔しい。記憶の中に焼き付けておくしかない。多分このススキの景色を見に、又、この時期鳴虫山に来てしまうだろう。自分の中に鳴虫山はススキの穂、というのがイメージされてしまった。
神主山山頂からは北側の景色が良く見える。
霧降高原から女峰山・男体山までの日光表連山と下には町並み。
ベンチもあり休憩せずにはもったいない。ここでコーヒータイム。



・今度こそ鳴虫山山頂だろう

日光表連山を木の間から眺めながら鳴虫山を目指す。だんだんと女峰山と男体山山頂に雲がかかり始めてきた。
そこが鳴虫山かな、あの山頂がそうだろう、と言うよなピークが3・4ヶ所がある。時間で測ればわかるだろうが、行程が短いのでゆっくりのんびりと歩いていたから、地図のコースタイムとは合わない。
鳴虫山山頂には展望台がある。ここからは神主山から見た日光表連山の景色と左側に日光白根山がプラスされる。
この鳴虫山を登り、日光の主要な山で残すは社山。
しかしこの景色を見ると社山よりは、女峰山や日光白根山へもう一度登ってみたくなる。
来年、実現したい。男体山、太郎山はいいや。
ここで昼食を摂り、のんびりし、他の登山者7名がいなくなってから出発。

・合峰は素通り

鳴虫山から2・3回アップダウンを繰り返し、15分程で合峰に着く。
景色は枯れ木の隙間からから見える。
昼食で大休憩したので15分くらいでは休憩する気もおきない。景色も無しに等しいし。通り過ぎる。



・独標

あいかわらずアップダウンが続く。登りは長く続かないが下りが長く続き急。
少しづつ高度を下げているのがわかる。
所々、道が急すぎてロープを張ってある。
独標からの景色も木の間からだが、休憩するのにちょうどいい切り株があったで、ここでコーヒータイム。



・新しい日光を発見

ロープの張ってある下りや、木の階段を下り林道を2回ほど横切ると第一発電所の鉄塔に出る。ここを通り過ぎると「やしおの湯」へ向かうか、日光駅へ向かうかの分岐に出る。
「やしおの湯」へは1.5キロ程とのこと。
「やしおの湯」は何回も入っているのであきたし、お風呂を出てからバスに乗って駅に行くのもめんどくさいので、前日に調べてあった神橋そばにある「星の宿小西」のお風呂へ向かう。
「小西」へは歩いて20分程。
含満ヶ淵という渓流沿いを歩いていく。
ここにはお地蔵さんがずらりと並んでいて、ここを行きと帰りに数えると数が合わないというもので、化地蔵というのだそうだ。壊れているのも多数あるし、これをひとつのお地蔵さんと考えてもいいのか?など数えてれば、確かに合わなくなりそうな数のお地蔵さんがある。まだ明るいからいいが夕方など暗いとちょっと不気味でもある。
日光へは修学旅行などや、林間学校、山登りによく来ているが、こんなところもあるんだと再発見。
時間がちょっと早かったので、神橋側の輪王寺へ寄り道をし、お風呂へ向かった。

戻る