登山日 2000年7月24日(月)
天気 晴れ
地図 エアリアマップ 昭文社 山と高原地図20 赤城・皇海・筑波 2000年度版
コース 小野上駅-小野子山登山口-雨乞山-小野子山-中ノ岳-十二ヶ岳-十二ヶ岳登山口-小野上駅-小野上温泉駅-小野上温泉センター(入浴)-小野上温泉駅


交通(青春18キップ使用)
行き 北千住(4:43)〜上野(4:55) ¥1.890(高崎まで)
上野(5:13)〜高崎(6:54) 
高崎(7:26)〜小野上(8:07) ¥570
帰り 小野上温泉(19:41)〜高崎(20:19)
高崎(20:32)〜上野(22:08)


コース

小野上駅。右はりっぱなトイレ

アスファルトの長い林道
8:17 小野上駅出発

8:30分までは無人駅。
今回は青春18キップなのでどうでもいいが。
駅前の道路を前の駅へ戻るように左方向へ歩く。
「小野子山登山口」への標識があるので、それにしたっがって歩いていくがけっこう長い。地図には登山口近くに車が止められると書いてあるが、途中、地すべりの工事を大規模にしていて、車が通れなくなっている。地図に「小野子山登山口1.6キロの標識」のあるところ付近で工事をしている。

小野子山登山口

木に覆われていて展望はない。
9:35 小野子山登山口

登山口を示す標識と「熊に注意」と看板がある。こんな看板がなければ気にしないのに、あったがために気になってしまう。
NHKのアンテナがあるところまではきつい。
それを過ぎればすこし楽な道になる。
休憩にちょうどいい岩があるところ、体まである草が生えているが景色のいい所、などを通って「雨乞山」に着く。

雨乞山山頂

ササの葉の道
10:33 雨乞山

展望はなくあまり長居のするところではない。
「小野子山」へ向かうが地図にも書いてある、「急登」はなるほど地図に書いてあるだけのことはある。目の高さと地面との差が1メートルぐらいしかなく手も使う。それを過ぎササの葉が目立ってきたなと思うと、道の先に光の穴が見えてくる。

小野子山山頂

次に向かう中ノ岳
11:31 小野子山
(昼食)
12:03 出発


北側のこれから進む方向の展望がひらけている。あまり広い山頂ではないが休憩にはちょうどいい。
たぶんあの山が「中ノ岳」だろうと思われる山が見える。
慎重にならなければならないほどの道を下り、「中ノ岳」山頂への道を登るが、2・3回小休止が必要。

中ノ岳山頂

男坂と女坂の分岐
12:45 中ノ岳

展望はないが太陽の光が木に遮られ、風だけが吹いていて夏の日は涼しい。
登りと同じ急な道を下りていく。
中ノ岳を巻いていくような道を歩き始めれば景色がいいが、十二ヶ岳が見えてくるとあれを登るのかと思ってしまう。
小野上駅へ行く道の分岐を過ぎると、十二ヶ岳の山頂へ「男坂」か「女坂」どちらかを選択する。男なので「男坂」を選んだ。そういう意味ではないと思うが、きつい道は「男坂」、ゆるい道は「女坂」という意味なのだろうか。
「男坂」はけっこうきつかったから、ついそう思ってしまった。。

十二ヶ岳山頂

今日歩いてきた中ノ岳と小野子山
13:22 十二ヶ岳
13:57 出発


山頂は広くはないが展望は360度。その分太陽の光を遮るものがなく暑い。涼しい風も強く吹いているが暑い。
山頂には山座固定盤があるが、今回景色は霞んでいて必要ない。今日登って来た「小野子山」や「中ノ岳」が見える。
山頂から「小野上駅」へ下る道があるが、今回は先ほどの「小野上駅」までの分岐まで戻って、その道で駅まで下る。
下りは「女坂」を下ろうと思ったが、どこを行けば良いのか解らずに結局「男坂」を下った。下りは上りほどきつくは感じなかった。
分岐からの道はあたりまえだが、ほとんど下り。30分ほどで「十二ヶ岳登山口」に出た。

十二ヶ岳登山口

まっすぐ行くと間違い。右の整った道へ。
14:44 十二ヶ岳登山口

林道に出るが少し進むと道が2つに分かれる。地図を見てもどちらに進んで良いのか解らない。
思ったほうに進んだが、途中この道は違うなと気づき、このまま進むともしかしたらと思ったが、思ったとおり朝に来た「小野子山登山口」に戻って来てしまった。ここまで1時間かかった。ここから駅までまた1時間ほどかかる。正解の道を進んでいれば「十二ヶ岳登山口」から1時間ほどで「小野上温泉センター」に着いていた。
おまけに「小野子山登山口」から駅に行く途中の道の分岐で、「小野上駅」の方向を示す標識どおりに行ったら来たときと違う道を歩いているのがすぐわかり、引き返そうとしたらその先に道端にホースあり水がジャンジャン流れていて、水をくんでいる人がいた。冷たい水をくんで引き返した。水場を見つけた。
さすがに「小野上駅」に着く頃には足が痛い。特にひざが。アスファルトの下りは足にきつい。

小野上温泉センター
17:15 小野上駅

「小野上駅」から「小野上温泉センター」のある「小野上温泉駅」まで1駅、距離にして1.5キロ程。歩けば20分ほどで着くのだがさすがに歩いていく気がしない。大汗をかいたのでこのまま電車に乗れないし、タクシーでも使うかなと思ったがうまく17:20に電車が着たのでそれで行けた。


お風呂(小野上温泉センター)
料金 ・大人
¥400(2時間)、¥700(4時間)、¥1000(6時間)、¥1500(1日)
・子供(3歳以上12歳未満)、身障者、村内老人
¥250(2時間)、¥450(4時間)、¥600(6時間)、¥900(1日)
・超過料金
1時間:大人¥200、子供・身障者・村内老人¥100
営業時間 9:00から21:00まで
休業日 よくわからない。2000年8月18日(金)は休みと書いてあった。
休憩所 50人ほど休める座敷(カラオケあり)・食事処
別料金で個室、中広間
お風呂 浴場(3つ)・・サウナ・露天風呂
参考 生ビール(サッポロ)−−500円
缶ビール(500ml)−−−450円
缶ビール(350ml)−−−370円
瓶ビール(大)・・・・・600円(アサヒスーパードライ)

当然瓶ビールを買った。うれしいほど冷えている。
「小野上温泉」駅からすぐ。「小野上温泉センター」のために作った駅だろう。18:00を過ぎると無人駅になる。
靴を入れるロッカーは¥100だが戻ってくるが脱衣場のロッカーは戻ってこない。脱衣場はロッカーを使わなくて、かごでもいい。
シャンプーにもボディシャンプーにもなるシャンプーと固形石鹸が置いてある。
カランは18個。
露天風呂は木に囲まれた景色も何もない外にあるだけの風呂。お湯が飲めるようになっている。
お湯は肌にからみつくようなお湯。肌がぬるぬるするがお湯自体はぬるぬるしてない。
無料休憩所の座敷は「大菩薩の湯」と同じような感じ。利用している人が少なくよく解らないがお茶は無料みたいで魔法瓶とお椀はセルフサービスらしく自分で出して自分で洗ってしまうみたい。
テレビはカラオケ専用で舞台にカラオケセットが置いてあり1曲¥100かな。


感想
正直に言ってまた来たいと思うような山ではなかった。「小野子山」「中ノ岳」「十二ヶ岳」それぞれ独立峰みたいで、登っては下りを繰り返す。時間にすれば30分づつの坂だけれど、これがけっこうきつい坂。天気のいいときにも来れたし、もうこれでいいや。
今回は登山口から登山口まで誰にも会わなかった。平日だし夏の低山だし当然か。それともきついから?そのかわり「トンボ」と「蝶」がどこからか湧いているのかと思うほどたくさんいた。虫もけっこういてよそ見して飛んでいるのか僕にぶつかってくる。

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